2011年1月11日

VOX Tonelab EX

ギターを初めて早10年余。BOSS GT-5Tonelab LE と、大型マルチエフェクターを使い続けてきました。が、もはや空間系を多用するわけでもなく、重量級の筐体はスタジオに持ち運ぶのが億劫、宅録でも邪魔なだけ。

ということで、Tonelab LE をヤフオクに出して、新製品のTonelab EX に乗り換えました。結論としては大成功です。LE よりも 全体的に音質がアナログちっくになって、まさに The Amp Sound です!

これで20000円しないんだから、いい時代になったもんです。



Tonelab 質量比較
EX : 3.0 kg
ST : 1.6 kg
LE : 4.5 kg

EX は、LE に対して 1.5kg 軽量化、結構大きいです。鉄アレイを思い浮かべていただければいいかと。5kg はしんどいですが、3kg ならひょひょいと持ち上げられますよね。それくらいの感覚です。

ST であれば更に軽量ですが、(1) 切り替えペダルが2つしか無い、(2) コーラスとディレイが同時に使えない、の理由で残念ながら選択肢に入れませんでした。

EX は、サイズもひと回り小さくなって、持ち運び性は完全に許容できるレベルです。

Tonelab エフェクト数比較
EX : アンプ33種、エフェクト44種
ST : アンプ33種、エフェクト25種
LE : アンプ16種、エフェクト50種

LE → ST の時点でモデリングアンプ数が倍に増え、EX でもそれを踏襲してます。更に、EX ではエフェクト数を LE の領域まで近づけてきました。

特に強化されたのが、スタンドアローンと呼ばれるハイゲイン(METAL、FUZZ系)ペダル。LE の弱点を強化したのでしょう。「ROCK PLANET」が音抜けも良く、使い勝手が良さそう。ただ、アンプと排他的なので、スタンドアローンペダルを使うとアンプモデリングが使えません。実際のアンプとの組み合わせで真価を発揮するペダルでしょう。

その他、LE → ST で削られた空間系の一部(特に Delay)が EX で復活したイメージです。

Tonelab 入出力端子比較
EX : Guitar IN、AUX IN、OUTPUT、USB、0.3Wステレオスピーカー
ST : Guitar IN、AUX IN、OUTPUT、USB
LE : Guitar IN、OUTPUT×2、MIDI IN/OUT、Send/Return、S/PDIF

LE → ST で要望の多かった AUX IN と USB を標準装備、特に USB は ASIO 対応のオーディオインターフェースとして使えるので、PC に繋げば直接レコーディングが可能です。もちろん、PCの音を ST や EX を通して聴くこともできます。

これは本当に嬉しい。LE では別にオーディオインターフェースが必要だったので、デスク周りをスッキリできます。

AUX IN も待望でした。iPod を繋げればそのままコピー練習できます。今までは PC、iTunesの立ち上げを待る必要がありましたから。USB と AUX IN があるだけでも、LE から買い換えた意味があると言えます。

LE では、本格的にステレオアウトプットや、MIDI端子、コンパクトを接続できるセンド/リターン、光出力などがありますが、これまで使った試しがないので102的には不要な端子です。(GT-5時代はステレオアウトプットやセンド/リターンは多用してました)

なお、EX ではスピーカーまで内蔵してます。これは面白い。これで自宅で使ってたミニアンプも不要になりました。音質がいいとは言えませんが、「ちょっと音出し」レベルでは音量も十分です。

Tonelab チューナー視認性比較
意外と見逃しがちなチューナー機能。マルチだったら最重要機能です。チューナーが使いづらいからって、そこだけ買い替えというわけにはいかないですから。

これは好みで分かれると思いますが、ライブでの使用を想定し、102的には以下のようなイメージです。

EX : ◎ 大型LED7個。コンパクトっぽくて見やすい。7つのLEDも十分明るい。
ST : × 小型LED2個。細かなチューンは難しい。
LE : △ 液晶表示。バックライトに対して表示部が暗くて見づらい。

Tonelab 音作り操作性比較
これも好みで分かれますが、以下のように分析してます。

EX & ST :
オモチャのように簡略化。エフェクターを知らなくても誰でも音作りが楽しめる。その分、セッティングのコツなどを理解するには若干難しい。パッチ名を表示する液晶がないため、現在の音色を確認する手段は耳と記憶力が頼り。ライブラリ管理ソフトを使えば若干補えるが、PCでのセッティングは不可。

LE :
アンプやコンパクトエフェクターのパラメータを、あるレベルで忠実にコントロールできる。特に、空間系が細かくセッティング可能。エフェクターの基礎は、LE の方が学べる。ただし、セッティングには当然のごとく慣れが必要。

Tonelab ST・EX アンプモデリング一覧
Web での拾い物を最後に参考として。

01.CLEAN
STD = DUMBLE OVERDRIVE SPECIAL (Clean ch)
SPL = ROLAND JC-120
CST = Original

02.CALI CLEAN
STD = FENDER Pro (Brown Face)
SPL = FENDER TWEED TWIN AMP(1957年製)
CST = modified FENDER TWIN REVERB

03.US BLUES
STD = FENDER BASSMAN TWEED 4X10 (1959年製)
SPL = 22W BRUNO COWTIPPER PRO II 22
CST = TRAINWRECK EXPRESS

04.US 2X12
STD = FENDER TWIN REVERB
SPL = MATCHLESS DC-30
CST = Original

05.VOX AC15
STD = 1950's AC15 (12AX7 Top Boost)
SPL = 1960's AC15 (EF86)
CST = Original

06.VOX AC30
STD = AC30TB
SPL = AC30HH
CST = AC30BM

07.UK ROCK
STD = MARSHALL JTM45
SPL = MARSHALL JCM 800
CST = MARSHALL 1987

08.UK METAL
STD = MARSHALL JCM 900 or 2000
SPL = MARSHALL JVM 410H
CST = MARSHALL 2555 Slash

09.US HIGH GAIN
STD = BOGNER CUSTOM SHOP ECTSTASY
SPL = SOLDANO SLO-100
CST = Original

10.US METAL
STD = MESA BOOGIE Dual RECTIFIER
SPL = VHT PITBULL
CST = PEAVEY 5150

11.BOUTIQUE METAL
STD = DUMBLE OVERDRIVE SPECIAL (Drive ch)
SPL = DIEZEL VH4
CST = Original

VOX ヴォックス 真空管搭載 マルチ・エフェクター Tone Lab EX

0 件のコメント :

コメントを投稿