2004年9月26日

つもり節約回避術

みなさん、電気製品の節約って何を浮かべますか?代表的なのは、待機電力カットのためにコンセントを抜いたり、冷蔵庫の開け閉めを少なくしたり、照明をこまめに消したりと、常識的に知られている節約術が幾つかあるかと思います。しかし、その節約の常識が絶対に間違ってないと言い切れる自信があなたにはありますか?

近年、中途半端な知識や思い込みによる「つもり節約」が世間に蔓延し、かえってコスト増に繋がってしまう行動を取っている方が多いようです。この「つもり節約」、今朝の日経新聞にコラム化していたので、幾つか抜粋させて頂きます。
家庭で消費電力量の多い家電製品は、多い方から順に、
  1. エアコン
  2. 冷蔵庫
  3. 照明器具
  4. テレビ
  5. 電気カーペット
  6. 温水洗浄便座
  7. 衣類乾燥機
  8. 食器洗い乾燥機
貧乏人には高嶺の花!的な家電もちらほらしてますが、この8品で全電力消費量の80%を占めているそうです。驚きですね。これら大量電力消費家電に対しては、特に意味のある節約と意味のない節約を区別しておく必要があります。意味のない節約ほど、無駄で非生産的なものはありません。まるで、
エスターク相手にザラキを連発するクリフト
のようです。
以下では、この節約の通説と実際の相違について抜粋します。


エアコンの通説
  スイッチをこまめに切ると節電
エアコンの実際
  エアコンの設定温度と室温の差がないときは、
  短時間ならば付けたままの方が経済的
エアコンの通説
  除湿は冷房より電気代が安い
エアコンの実際
  同じ設定温度なら除湿の方が電気代がかさむ
冷蔵庫の通説
  世帯規模にあった大きさを
冷蔵庫の実際
  容量360リットル以下の中・小型冷蔵庫だと、
  消費電力量が大型より増える傾向がある
照明器具の通説
  こまめな消灯は蛍光灯の寿命を縮めてしまう
照明器具の実際
  蛍光ランプの寿命が延びたため、こまめに点滅しても大丈夫。
  ランプの買い換え費用より節約効果の方が大きい。
衣類乾燥機の通説
  乾いたバスタオルを1枚入れておくと、濡れた衣類が速く乾く。
衣類乾燥機の実際
  ごく少数の衣類を乾燥する場合は多少の効果があるが、
  まとまった量を乾燥する場合は効果がない
食器洗い乾燥機の通説
  手洗いより経済的
食器洗い乾燥機の実際
  少人数分だと機械を使った方が水道光熱費は割高に。
  人件費を考慮に入れれば少人数分でも食洗機に軍配?
炊飯器の通説
  まとめて炊くと光熱費の節約になる
炊飯器の実際
  7時間以上保温すると、炊き直す以上の電力が必要。
  残ったご飯は長時間保温するより、冷蔵・冷凍保存して
  電子レンジで再加熱する方がお得。
電気ポットの通説
  沸かし直すのは保温よりコストがかかる
電気ポットの実際
  分岐点は約7時間。夜間など長時間使わないことが
  明らかな場合は、いったんプラグを抜く方が割安に。
洗濯機の通説
  まとめて洗うのが効果的
洗濯機の実際
  汚れ物を長時間放置することには弊害も。
  風呂水の再利用などで1回あたりのコストを抑えつつ、
  こまめに洗濯するのも合理的。
水洗トイレの通説
  タンクの中に水の入ったペットボトルを沈めておくと節水。
水洗トイレの実際
  最近の水洗トイレは必要な水量だけを流す仕組みで、
  ペットボトルを入れると、つまりや故障の原因になることも。
                    9月26日 日本経済新聞朝刊より


いかがです?自分の節約術に間違いはありませんでしたか?
ただ、上記で述べられてるのは最近の家電製品に限ったものなので、一昔前の家電製品を使っているワタシ達のような貧乏人には、またちょっと違った話になってくると思います。
節約術にも時代の流れがあるってのは少し複雑ですね。貧乏人は貧乏人らしく、人力で頑張れ!ということでしょうか。